甚大な被害をもたらした東日本大震災。
そんな日本を東京から皆様に元気になってもらいたい、と言う思いで史上初の焼き牛丼を提供をした東京チカラめしのチキンカレーです。
2011年7月に開店してからわずか2年で最大で133店舗まで展開し、吉野家、
松屋、すき屋のキラー的牛丼店として現れましたが、突然多くの閉店となり、今や国内に3店舗しかなくなってしまった牛丼店となります。
しかし東京チカラめしは牛肉等を焼く手間や物価高騰において多くが閉店したとはいえ一定のニーズがあり、今でも愛される他とは違う焼き牛丼として主に
ネット通販で全国展開したり、
香港でのライセンス出店(Facebook)においては想定外の人気殺到店となり、連日行列を並べてます。
ところでこのカレーは本来は株主優待用に配布されていたものですが大ヒットでネットで販売され、お店で提供しているカレーに近い黒カレーの仕上がりです。
たっぷりのウスターソースによる適度な酸味があり、体が浄化されるような感じの味わいになっており、元気を感じられます。
味わい深い鶏肉やおろししょうが等も入っていますが、一部のソテーオニオンがシャキシャキした感じが感じられ、食感でも楽しむことができます。
具材は確かに物足りないのですが、かつて存在したメニューと同じように溶けるチーズをかけて、焼きチーズカレーにしてもおいしく召し上がれますし、
冷凍焼き牛丼の具と混ぜて食べてもおいしく召し上がれるし、目玉焼きを載せてもおいしく召し上がれます。
冷やして食べてもおいしく食べられますが、冷凍焼き牛丼の具は常温で溶かさず、冷凍庫から出してチンして食べたほうのがおいしく食べられます。
今現時点でも東京チカラめしの店舗は国内に3店舗ありますが、それぞれメニューが異なるのと同じように、店によっても(技量によっても?店員さんによっても?)結婚味が異なっていました。
手作りだからこそ全く飽きない味となっており、少しばかりうちもハマっていました。
(本当は経営戦略上の問題ですが)
いつか、この店(東京チカラめし)が地元からどんどんなくなっていったのは残念かと思いますが、全く違う作り方(工場製造)での焼き牛丼も続いてほしいかなと感じられます。
きっと
この焼き牛丼はお酒のおつまみにぴったりです。
ちなみに実店舗でカレーを食べるとほぼそっくりなのですが。
実店舗で焼き牛丼を食べると、比較的あっさりとした仕上がりとなっています。
おいしかったです。ごちそうさまでした。